髭が生えるメカニズム。毛周期に合わせたと脱毛の仕組み

レーザー脱毛も光脱毛も、一定の間隔を開けて数度、光照射を繰り返します。

 

それもアゴだったらアゴ全体、胸だったら胸全体と全く同じ部位です。一回ごとに、ちょっとずつ場所をずらしていくわけではないのです。

 

たまに、「光照射のパワーを上げて、少ない回数で終わらせてほしい」や「もっと短い間隔で次も来る。だからもっと短い期間で済ませたい」と頼む人もいます。

 

これらをやっても、実はそうは大きな違いはありません。

 

目次
1.レーザー脱毛・光脱毛の仕組み
1-1.発毛の仕組み
1-2.脱毛の仕組み
2.ヒゲ・ムダ毛のサイクルについて
3.脱毛を早く終わらせることは可能か

 

1.レーザー脱毛・光脱毛の仕組み

 

1-1.発毛の仕組み

 

毛穴の奥の、さらにその底よりも下には毛乳頭、毛母細胞、毛根があります。

 

毛乳頭から指示を受けた毛母細胞は、盛んに細胞分裂を繰り返します。

 

この分裂して増えた細胞がかたまり、順々に上に押し上げられたのが、毛根です。これがさらに毛穴の奥に出てきて、ヒゲやムダ毛になります。

 

1-2.脱毛の仕組み

 

レーザー脱毛も光脱毛もターゲットにしているのは、これらのうちの特に毛母細胞です。

 

毛母細胞と毛根にはたくさんのメラニン(メラニン色素)が含まれています。髪が黒かったり茶色かったりするのも、このメラニンのせいです。また、メラニンがないと、その場合は白髪になります。

 

メラニンは皮膚の表面などにも含まれていますが、その量は少ないです。

 

色の浅い皮膚の表面はすり抜け、色の黒いメラニンだけが受け止めるように調整した光を、皮膚の外から当てます。

 

メラニンに光があたり、その光のエネルギーが熱に変わります。メラニンが高温になると、それを含んでいる毛母細胞なども高温になります。

 

これで毛母細胞のたんぱく質が変性し、細胞分裂が止まります。言い換えると、「毛母細胞をヤケドさせて、もう働かないようにする」ということです。

 

2.ヒゲ・ムダ毛のサイクルについて

 

実は、毛穴には常に毛根があるわけではありません。また、毛母細胞も常にたくさんのメラニンを含んでいるわけでもありません。

 

ヒゲ・ムダ毛の一生には3つの段階があります。

 

・休止期=全く何も生えておらず、毛母細胞も活動していない。

 

・成長期=毛母細胞が盛んに細胞分裂を繰り返す。毛根ができ、やがてヒゲ・ムダ毛が伸びていく。

 

・退行期=その細胞分裂は終わっているけども、まだ毛根やヒゲ・ムダ毛が毛穴に残っている。

 

そのヒゲ・ムダ毛が抜け、また休止期へと戻ります。こうやって同じことを延々繰り返します。

 

この3つで作られるひとつのサイクルは、個人差もあれば、体の部位ごとによる違いもあります。ですが、メドとしてはヒゲの場合は3か月、体のムダ毛の場合は半年です。

 

毛母細胞にたくさんのメラニンがあるのは、成長期のものだけです。ですから、休止期や退行期の毛母細胞に光を当てても、高温にはなりません。もちろん、発毛機能が止まることもありません。

 

3.脱毛を早く終わらせることは可能か

 

レーザー脱毛も光脱毛も施術の間隔が、ヒゲの場合は1か月おき、体のムダ毛の場合は2〜3か月おきになっているのは、「これぐらい間を空けると、前回の施術の時には休止期や退行期だった毛穴のうちの多くが、成長期に移っている」という理由からです。

 

もし、間隔を短くしてしまうと、休止期や退行期のままのところに、再び光照射することが増えます。無駄になるだけです。

 

また、光照射のパワーを上げることについては、レーザー脱毛の場合はほとんど意味がありません。

 

というのは、一般的な量の光照射を受けた成長期の毛母細胞は、たいていその1回だけで発毛機能を失うからです。パワーを上げても、お肌への負担が増えるだけです。

 

一方、光脱毛の方は回数を減らせる可能性はあります。というのは、光脱毛の効果はそれほど強力ではなく、繰り返しダメージを与える必要があるぐらいだからです。

 

ただし、装置の仕組みから、それほどパワーを上げることはできません。

 

また、照射パワーを上げると、お肌のトラブルも増えることから、エステサロン・脱毛サロンの方で、あまり歓迎しないことも考えられます。

 

光脱毛の場合は、「どのくらいの変化があるのか」「実際にやってくれるのか」などをカウンセリングの段階で十分に相談しておく必要があります。

 

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